調和の生き方で自分のするべきこと知る。バガバッドギ―ター4章7節より【強く生きるための知恵】

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月に1回のヨガ哲学の講義。
今月は、バガバッドギ―ターの講義でした。

バガバッドギ―ターって何?という方は、
コチラから

 調和の生き方とは?
バガバッドギ―ター4章7節より

 


アルジュナよ、人々が迷い、自由意思を乱用し、

秩序が乱れれば「アダルマ(不調和)」による
混乱が起こり、人の守るべき平和は乱れてしまう。
その時私は、「ダルマ(調和)」を望む人々の
祈りによってこの世界に姿を現す。

yadā yadā hi dharmasya
glānir bhavati bhārata |
abhyutthānam adharmasya
tadā ‘tmānam sṛjāmyaham ||

(向井田みお:やさしく学ぶYOGA哲学より)

 

単語の意味


yadā yadā ヤダーヤダー:〜である時はいつでも、〜する時はいつでも。

dharmasya ダルマッシャ:確定した秩序、慣例、習慣、風習、法則。
glānis グラニー:減退する。
bhārata バーラタ:バラタの子孫よ。
ここではアルジュナのことを指す。

abhyutthānam アッヴュターナム:増えること。
adharmasya アダルマ:不正、義務の背反、不法。
⇒【ア】がつくことで反対の意味となる。

tadā タダ―:そのとき、それから。
ātmānam アートマン:最高我(クリシュナ神)
sṛjāmi スリジャミャ : 創造する、造る、生む。

 

調和(ダルマ)と不調和(アダルマ)って何だろう?

 

調和とは、正しい行いや、
正しい方法とも言われます。

ただし、ヨガの中での「ダルマ」とは
もう少し厳格でもあり、
好き嫌いの選択ではなく、
目の前にあることを正しい方法で行うこと。

 

「人間性が伴った行為」

そして、アダルマは
(アが付くと、反対の意味になります。)
調和に反っていない行為。

 

「人間性が、ともなっていない行為」

ダルマ=精神性、人間性として

考えると理解しやすいと思います。

 

 

 

では、精神性って何でしょうか?

霊的なエネルギーが高い人?
いわゆるスピリチュアルな人?

優しくて、良い人?


いいえ。

ヨガ哲学での、精神性がある人。
精神性が高い人というのは、

 

全てを受け入れて、
肯定することが出来る人(こと)。

 

例えば、

日本っていう国が大好き!
でも、大阪は嫌い!(私は大阪出身です!)

 それでは、精神性が高いとは言えない。

 

一部だけを非難や、批判すること。
排他的になること。
一部しか受け入れることが出来ず、
他のものを批判してしまうこと。

精神性が高ければ、
一部のものだけではなく、
全てのものを受け入れて、
認めることが出来る。

 

精神性を高めるための、ファーストステップは?

 

宗教から学ぶこと。
特定の宗教を勧めるということでななく
「神様」と近づく方法が、
宗教であるということ。


精神性の最初の学びは、
国や、環境・文化の中に根付く
「神」を信頼し、身近に感じることから
始めるのがベスト。

 

ムケーシュ先生の例え話では、


精神性は大きな国のようなもの。

宗教は、その中の一つ。
県や、州のような感じ。

 

小さく、短いエリアを
理解してから、
より大きい、広いエリアを
理解する。

 

いきなり、世界を!
宇宙を理解しようとしない。

まずは、「今」
「自分が住んでいるところ」を

深く理解する。

 

 

そして、他者にフォーカスするよりも
まずは、「自分自身」を深く理解すること。

 

自分を深く理解することによって、
「自分」という小さいな枠は、
大きな宇宙の中にある1つであると知る。

 

身近に、神様を感じること。

 

日本は、「無宗教」だと言われますが、
特定の宗教に深くつながる人が少ないだけで、

こんなに神様を身近に、
そして、いろいろな神様を受け入れる
国はないのではないでしょうか?

 

私の息子たちも、幼稚園は
キリスト教・プロテスタント系の
幼稚園に通っていました。


息子たちは、毎週礼拝をして

讃美歌を歌う。

 

彼らは、今でも
イエス様も、天照大神も

ブッダ様も、空海様も!
大好きなのです。

(我が家の息子たちは、
空海様を尊敬中)

 

 

何にでも、どこにでも
「神性」を感じることが
出来ることは、
すばらしいこと。

 

その感覚が、周りの人々
自然、地球への感謝につながり
毎日の行為の選択の1つ1つが
「人間性を伴ったものになっていく」

 

ヨガスートラでいうところの、
イーシュワラ・プラニダーナ

 

正しいか、正しくないかは、状況次第です。

 

自分の行う行為・行動が
正しいか、正しくないのかは、
実は状況や、環境によって変わります。

 

自分が良いと思って行った行為も、
他の人から見れば、
良いことではないかもしれない。


時代や、環境
状況によって変わってしまう。

 

 

2020年は、新型コロナウイルスの
感染拡大により、
世界中の考えが大きく変化しています。

 

今までの考え方や、やり方が
大きく変わっています。
どうすればいいのか?
分からなくなることもありますね。

 

自分の「ダルマ」=行為に
迷ったり、悩んだ時には、
心の声、良心、人間性に
聞いてみる事。

 

自分勝手な欲望や、
悪意のある批判ばかりを
繰り返していると、
良心や、人間性は曇り
硬い殻に覆われていくようになります。

 

私たちが毎日行うことは、
状況や、環境によって、
正しいか、正しくないかが変わってしまう。
そもそも、人によっても
受け取り方は変化します。


それでも、私たちは、行為をせずに
生きていくことはできません。

 

少しでも「ダルマ=調和」に
基づいた行為や、
行動をしていけるように
ヨガと規律で、日々の自分の
身体や、心の状態を整える。

 

 

 

いつでも自分の良心を信じて
行動を選択できるように、
周りのものすべてを
受け入れることができるように。

 

心を安定させ、
穏やかな状態を保っていきましょう。


ナマステ!

 

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