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ヨガ哲学の学び ヨガスートラ2-1より

タパハ ソヴァーディヤー イェーシュヴァラ
プランダーニ クリヤーヨーガーハ

तपः स्वाध्यायेश्वरप्रणिधानानि क्रियायोगः ॥१॥

tapaḥ svādhyāy-eśvarapraṇidhānāni kriyā-yogaḥ ॥1॥

自己規律・自己を知る学び(自己探求)・自然の摂理を理解することが、
生き方をヨガにすることです。
(FLOWARTS TTC300より)

意味

tapaḥ = 自己規律 self discipline
svādhyāya = 自分についての学び self-knowledge
īśvarapraṇidhāna = 自然の摂理を理解すること
kriyāyogaḥ = 生き方をヨガにすること
⇒クリアヨガ yoga of action

解説

ヨガスートラの2章:実践の章では、人間本来の調和のとれた状態
⇒苦悩から自由で、解放されているという
本来の自分自身の状態を知り、どんな時も
その側の状況に左右されない本来の状態を保つために、
生き方のすべてをヨガにすること。
ヨガのアーサナの練習だけではなく、
自分がどのように考え、
どのような言葉を話し、
どのように振る舞い、周りの人々や
自分のいる環境の中で調和のとれた状態を保つのか?
外側の状況をあるがままに見て、
好き嫌いの感情や心の苦悩に左右されることの
ないように自分自身を整えること。
それが、クリヤヨガ(行為のヨガ)

 

①自己規律

自分がいる場所で、自分のするべきこと
責任、役割を果たすこと。
これらを集中して行うことで、自分を成長させる。
生き方のすべてをヨガにすること。
規律を持った生き方=タパス

②自己を知る学び

真実が書かれた経典や、聖典を学び、
正しい知識を身につけること。
そして、自己探求を行うこと。

 

③自然の摂理を理解する

自然の摂理:季節の移り変わり、
自分の身体の動き、5つの感覚、
5つの元素とのつながりを意識し、
自分自身と自然の摂理が調和のとれたものにすること。

まとめ

クリヤヨガ(行為のヨガ)何であるかを理解し、
生き方すべてをヨガにしましょう!
生活のすべてを、自分自身を成長させるための
ヨガサーダナ(精神的なヨガの練習)にしましょう。

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