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ヨガ哲学の学びより。

ヨガスートラ2-2では、
どのように人生の苦悩を取り除くか?に
ついて書かれています。

サマディ バワナー アルタ
クレーシャ タヌ カラナー アルタスーチャ

समाधिभावनार्थः क्लेश तनूकरणार्थश्च ॥२॥

samādhi-bhāvana-arthaḥ kleśa tanū-karaṇa-arthaś-ca ॥2॥

クリヤヨガは集中力を高め、苦悩を取り除く。
(FLOW ARTS TTC300より)

意味

samādhi = 心が穏やかになる。The goal of yoga
bhavana = もたらされる oriented toward
arthah = ゴール goal
klesa = 苦悩 ヨガのゴールの妨げとなるもの an obstacle
tanukarana = 減らす 小さくする
cha = ~のため

解説

ヨガのゴール サマディ=
心が穏やかで落ち着いた調和のとれた状態にするために、
サーダナと呼ばれる
ヨガの練習を行うことが大切です。

 

サーダナとは、ヨガのポーズ(アーサナ)の
練習だけではなく、呼吸法、瞑想なども含め、
日常の行い、振る舞いを、考え方なども
調和のとれた状態にすることが
ヨガサーダナ(精神的なヨガの練習)です。

そして、日々の行いすべてを、
調和のとれた状態にすることが、
クリヤヨガ(行い=行為のヨガ)です。

日常すべてを、調和のとれた落ち着いた状態に
することで、ヨガのゴールの妨げとなる苦悩を減らし、
小さくすることが可能となると書かれています。

まとめ

私達の精神的なヨガ練習(ヨガサーダナ)と、
私達の日常の生活が調和のとれたものにし、
精神的な障害(クレーシャ)を小さく、減らしていきましょう。

私達のヨガの練習を、クリアヨガ
生き方をヨガにすること=調和のとれたものにすること。

ヨガのゴールに向かっていきましょう!

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