TTC300のヨガ哲学でのヨガスートラ学びを
記していきたいと思います。
タットラ スティタウ ヤットナハ アッヴャーサハ -1-13
तत्र स्थितौ यत्नोऽभ्यासः ॥१३॥
tatra sthitau yatno-‘bhyāsaḥ ॥13॥
それら2つ(アッビャーサとヴァイラーギャ)の中で
練習の努力の先に安定がある。
(FLOW ARTS 300TTCより)
単語:意味
tatra = there ここ アッビャーサとヴァイラーギャの2つ
sthitau = 安定
yatna = 継続した努力する practice
abhyāsaḥ = 繰り返しの練習
解説
私達自身は、人生を走る車を運転するドライバーです。
正しく運転するためには、運転するためのルールを
学ぶ必要がありますし、運転中は他のこと
揺れ動く心(mind)に考えを奪われないように、
しっかりとハンドルを握ることが必要です。
強い意志力を持って、
感情や揺れ動く心に
惑わされることなく、
継続的にヨガの練習を行い、
努力を続けることが
アッビャーサ(繰り返しの練習)です。
結果を気にせず、繰り返しの練習を続けることで
ヨガのゴールを達成することができると
ヨガスートラでは書かれています。
自分はどう生きたいのか?
ヨガの練習を深めて何をしたいのか?
という目標をしっかりと定め、強い意志力を持って
継続的な努力を続けるためには、
必要でないことを見極めること。
バランスを保つこと。
他人との距離を見極めることも
大切なことです。
何度もあきらめずに、
繰り返し練習すること。
実践すること。
調子がいいときにも、
進んでいないように思えるときも、
ヨガの練習・実践を続けていきましょう。