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皆さんは、意識して
身体を動かしていますか?

駅で人とぶつかりそうなとき、
向こうから歩いてくる人との
位置関係を考えながら、
腕の動かし方、関節の動かし方を
考えて歩いたりはしませんよね?

それは、赤ちゃんの時から
身体の使い方を練習しているから。

身体を上手くコントロールする感覚が
身ついていると、
赤ちゃんもケガをしにくく
思いっきり遊ぶことが出来るようになりますよ。

 

では、身体の感覚とは?
五感とは?

視覚

視覚は情報の約80%をとらえることができます。
目を通して網膜に映し出された情報は、
視神経を通じて脳に伝達され、
物が見えていると認識をします。

 

聴覚

耳から入る空気の振動を鼓膜に伝えて
音として認識しています。

私たちの耳というのは、
「音」を聞くだけでなく、
自分に関係のある音だけを
上手に選択して聞き分けるという、
優れた機能をもっています。

 

嗅覚

鼻から香りの物質が入り、
脳に伝わって、完治される。
五感の中でも、もっとも原始的
本能的な感覚。

赤ちゃんは、生まれた直後は視覚が
まだ発達していません。
それでもママの母乳を感じ
認識して、飲むことが出来ます。

これはまさしく嗅覚が結びつけた
親子の絆ですね。

 

 

味覚

舌の味蕾を通して感じる味
5つの味があるといわれていますが、
「苦味」「酸味」「塩味」「甘味」「うま味」

赤ちゃんが感じることが出来るのは、
「甘味」「塩味」「うま味」の3つ。

離乳食を作られる方は、
こんな薄味で美味しいのかしらと
不安になったことがありませんか?

赤ちゃんは、下にある味蕾の数が
多いため、薄味でもしっかりと
味を感じることが出来るといわれています。

ちなみに味を感じる味蕾は、
生後3か月から乳幼児(小学校入学前くらい)までが
MAXで、それ以降は減少していくそうです。

触覚

触覚には大きく分けて役割が
4つあります。

①情緒の安定

抱っこされたときの肌と肌との触れ合い、
泣いている子供をあやすとき優しく背中をさすること
寝かしつける時に、トントンとリズム良く摩ってあげること。
これも触覚を通して情緒の安定に繋がります。

②防御するはたらき

熱いコップに触れた瞬間に
手をコップからぱっと離すこと。
また蚊が腕に止まるとその感覚が皮膚にあり、
認識することができることなど。

③識別するはたらき

例えば、硬貨とレシートがポケットに入っていたら
私たちはポケットの中を見なくても手で触ることで
コインを取り出すことができます。
これは素材の違いなど触覚によって識別しているからです。

④身体の位置・サイズを認識する。

自分の身体のサイズを
感じるために必要な感覚です。
皮膚は自分の体と外の世界との境にあります。
皮膚に触れる感覚で
身体の位置や、サイズを把握すること。

このスペースは通れるかな?
このまま歩いていくと壁にぶつかるのかな?
頭がぶつかってしまう?
空間認識を把握することにつながります。

固有受容覚とは?

身体をコントロールするために
とても大切な感覚です。

自分の体の位置や
身体の動き
力の入れ具合を感じる感覚です。

この感覚は、大人の私たちは、
意識せずに行っていますが、
赤ちゃんの時からしっかりと
練習して身につけたものなのです。

いわば、筋肉や関節の動きの記憶です。

固有受容覚には主に、
6つのはたらきがあります。

 

①力を加減する

私たちは、重いものを持つときには、
しっかりと力を入れて運びます。

反対に繊細で、壊れやすいものなら
力を加減して持つことが出来ますよね?

この役割を果たしている感覚が
固有受容覚です。

②関節をコントロールする

大切なグラスを優しくテーブルに置く。
ゆっくりと手を動かすこと。

幼稚園児くらいになると
静かに、ゆっくりコップを
置けるようになります。

このように、関節をしなやかに動かして、
ゆっくりと曲げ伸ばしできるのも
固有受容覚がしっかり働いているからです。

③重力に対して姿勢を保つ

手を使った活動をするときには
身体を持ち上げて
姿勢を保つ必要があります。

赤ちゃんであれば、
うつぶせで頭を上げるところから
腰座りで遊べるようになるのも
この固有受容覚が大切です。

④バランスをとるはたらき

バランスを崩した時に
転ばないように素早く筋肉を調整して
姿勢を保つ事は固有受容覚の働きです。

⑤情緒を安定させるはたらき

緊張したときに奥歯を噛み締めたり、
口に力を入れたりする事はありませんか?

これも固有受容覚のはたらき。
情緒を安定させる働きがあります。

⑥体の位置関係を把握する。

身体の位置(ボディパーツ)を
把握するために必要な感覚です。
特に手足の動きを把握する上で重要であり
動きを真似したり、
手足を動かしたりするときに大切です。

 

 

 

 

まとめ

生後3か月から始める
ベビーヨガ&ママヨガレッスンでは、
赤ちゃんの「五感」を刺激し、
「固有受容覚」を高める
動きを行います。

 

babyyoga

バランス感覚や、
固有受容覚が高まると、
たっちあんよができるようになっても
あちこち、ぶつかることなく
よく歩けるようになります。

 

公園遊びができるようになった時に
力いっぱい遊んで、
ケガをすることがないようにしましょう。
もし、ケガをしても、
かすり傷で済むように。
元気でたくさん遊べるように。

 

赤ちゃんの身体をコントロールする
感覚を高めてあげて
「生きる力」を高めましょう!

 

2019年秋からベビーヨガ&ママヨガレッスン
再開いたします。

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