生まれたばかりの赤ちゃんのお世話をするママやパパは不安なことも多く、気がかりなことも多いですよね。
生後間もない赤ちゃんは産院から退院後1か月で、体重はどんどん増え1日で30g~40gずつ体重が増えていきます。
同時に里帰り出産をしていた方は、赤ちゃんのお世話を自分だけでし始める時期にもなり赤ちゃんの体調の変化に敏感になる時期でもあります。
生後1か月~1歳までの月齢ごとの赤ちゃんの成長の度合いや、生活の様子などをまとめました。
赤ちゃんの成長と、ママやパパの笑顔が増え不安や悩みが解消しますように!
ぜひ、ご参考にしてくださいね。
0か月
生まれたての赤ちゃんは、1日の大半を眠ってすごします。オムツが汚れた時やお腹がすいた時に泣いてママに知らせてくれます。中にはミルクや授乳のあとに起きていてしょっちゅう泣いていると感じることも多いです。そして昼夜の区別なく2~3時間おきに目を覚ましてミルクや授乳が必要になる子もいます。この頃の赤ちゃんは視力が0.1以下で30センチくらい離れたものがぼんやり見える程度です。ママやパパは、しっかりと顔を近づけて話しかけてあげると良いですね。一方で耳は敏感で良く聞こえています。やっと寝たと思った後に、パパが帰ってきた音でぱちっと目が開いてしまうこともあります。
また、微笑んでいるようににっこり笑うこともあります。
これは「新生児微笑」と言われており筋肉の生理的な動きなのです。
授乳のリズムができるまで、少し睡眠時間が短くなることもありますが、少しずつ生活のリズムが整ってきますので、無理をせず赤ちゃんが寝たらママもしっかり休息をとりましょう。
赤ちゃん自身もたくさんのおっぱいを飲むことは難しく、母乳育児の方は「ママも赤ちゃんも初めて同士」と考えて無理をせず赤ちゃんが泣いたら飲ませるをくりかえしましょう。
私自身も生後2週間(退院後1週間)が一番きつかった気がします。
とにかく、授乳&オムツ替え→ベビーが寝たら自分も仮眠をとって、体調を整えましょう。
生後1か月
皮下脂肪がついてきて、むっちりとした身体になってきます。赤ちゃんらしくぷっくりとしてお目もしっかりあいてきます。
体重も1kg~2kg増えて、1日のうちに起きている時間も増えてきます。
母乳育児のママはまだまだ授乳の間隔が安定しない時期。授乳間隔が空く赤ちゃんもいますが、リズムが整わないのが当たり前なので神経質にならず、泣いたら飲んでもらうようにしましょう。
耳も音に反応して頭を向けようとしたり、目も動いているものを追うことができるようになってきます。このころのオモチャは音がでたり、色が鮮やかなものがおすすめ!
ベッドなどにベビーメリーを付けてあげてもいいですね。
また、1か月検診で赤ちゃんママともに問題無しと言われたら、お散歩に出てみるのも気分転換になりますよ。
産後太りが気になる方は、健診でOKが出たら少しずつ運動を始めると良いでしょう。
ゆったりとした骨盤周りを整える動きがおすすめです。
生後2か月
体重は5kgから6kgになり、体重の増え方も緩やかになってきます。
まだ首は座っていませんが、抱っこした時に手ごたえがあるようになります。
うつぶせにすると、ほんの少し頭を持ち上げられる赤ちゃんもいます。
まわりのものに興味をしめし、「あー」「うー」と声を出せる赤ちゃんもいます。
まばたきも始めます。また、1メートル先のものも両目で追えるようになります。
生活のリズムができはじめ、昼間の起きている時間が長くなってきます。
朝はしっかりとカーテンを開けて太陽の光を浴びさせ、夜は部屋を暗くするなどして徐々に生活のリズムを整えていくと良いですね。
生後3か月
体重は生まれた時の倍になり、赤ちゃんの体格差に個人差が見られるようになります。
首がしっかりとして、赤ちゃんをうつぶせにして遊ばせると首を持ち上げている時間が長くなります。
あやすと声をだして笑う子もいるなど、少しずつコミュニケーションがとれるようになってきます。また、脳の神経ネットワークが活発になり始めるころでもあります。
だんだんとママとほかの人の区別もついてくる頃なので、ママ以外の人が抱っこすると泣いてしまう赤ちゃんもいます。
生活のリズムが少しづつ整い、授乳やミルクの間隔が広くなり、夜しっかりと眠る赤ちゃんもいます。一方で遊び飲み?のようにミルクを途中でキョロキョロしたりすることもあり、赤ちゃんによって飲む量に差が出てきます。
生活面では、はっきりとした理由もなく夕方になるとぐずりだす「たぞがれ泣き」を繰り返す赤ちゃんもいます。「たそがれ泣き」は成長の一過程なので、あまり深く悩まなくても大丈夫そうです。
私自身も次男はよく「たそがれ泣き」がありましたが、ぐずり始めると抱っこ紐をしてあやすなどして乗り切りました。
母乳育児のママは、授乳の量・回数とも増え、おなかもすく時期です。
生後4か月
首の座りもしっかりとして、たて抱きや抱っこの姿勢も安定してきます。目につくものに興味を示し、おもちゃなどを手でつかんだり、口にはこんで舐めてみたりと好奇心が旺盛になってきます。日中の起きている時間もだんだんと長くなるためお散歩を習慣にしてみたり、児童館に行ってみたり、赤ちゃんと一緒にできる習い事にいってみるのもいいですね。
カサカサと音がなるものや、ガラガラなど音のなるおもちゃが大好きな赤ちゃんもいますので、色々と試してみたりお出かけの時にお気に入りのおもちゃを持たせてあげるのもいいですね。
生活面では、昼夜の区別をしっかりとつけたい時期です。
見るもの、聞くものがすべてが刺激につながる時、お散歩や身体を使う遊びを取り入れて生活のリズムにメリハリをつけるといいですね。
生後5か月
腹ばいで過ごすことが増え、寝返りをする赤ちゃんもいます。赤ちゃんの成長・運動発達は個人差があるので特に心配することはありません。
腰をひねる動きをして寝返りの練習?をしている赤ちゃんがいたら、あおむけの姿勢から足を交差したりして、寝返りのサポートをしてあげてもいいですね。
ただ、大人のベッドで一緒に寝かせているママやパパは気づいたら赤ちゃんがベッドから落下していたなんてことのないように、ベビーガードを付けておくのを忘れずに!
声を出して笑うことも増えて、「いないいないばぁ」や動きのある遊び・手遊び歌がが大好きに。
特に「いないいないばあっ」は赤ちゃんの脳の発達(ワーキングメモリと呼ばれる短期記憶の領域)のためにもとっても効果があります。
ママやパパは何度も何度も繰り返してあげてくださいね。
生後6か月
身体の大きさや歯の生え方など、赤ちゃんの成長の個体差が出てくる頃です。ほとんどの赤ちゃんが寝返りができるようになり、腹ばいからあおむけとゴロゴロ部屋の中を移動する赤ちゃんも出てきます。
お出かけ先や、お部屋の安全性もしっかりとチェックしたい時期です。
手先の動きが器用になり、おもちゃをしっかりと持つ。左右の手で持ち替えるなども出来るようになってきます。
人の見わけができるようになり、知らない人を見るとおびえたり泣き出すこともあります。人見知りは赤ちゃんの感情面が育ってきた証拠です。
赤ちゃんのおしゃべりもますます盛んになるころ。短く簡単な言葉でたくさん話しかけてあげましょう。
生後6か月を過ぎると胎盤を通してママからもらった免疫が切れるころ。体調管理に気を付けましょう。
生後7か月~9か月
ほとんどの赤ちゃんが支えなしでお座りができようになります。座って遊んだり、近
のものをつかむなども出来るようになります。この時期はじっとしていることの方が難しく、興味のある方にどんどんと腹ばいをして進んだりと目が離せません。また、ずりばいと呼ばれる上半身の力だけで進む状態から、ハイハイが上手になって一日中動きまわっています。ハイハイが始まったら、お部屋のお掃除をしっかり行うことと、電気のコードなどの危険なものを取り除いておくようにしましょう。
私もこの時期は、ずっと床の掃除をしていました。
生活面では、動きのある遊びを取り入れた活動をしてあげるといいですね。
また、離乳食も進み始める頃、赤ちゃんによっては便秘になってしまうこともあります。
楽しい動きでお腹周りに刺激を与え、ガスの放出や腸の動きを良くしてあげることもおすすめです。
赤ちゃんと一緒に楽しめる親子教室に出かけてみるのも楽しい時期です。赤ちゃんの好き嫌いもあるので、一度で判断せず体験レッスンなどに参加して様子を見てみましょう。赤ちゃんと一緒にママやパパも楽しめる教室を探してみてください。
生後10か月~12か月
つかまり立ちや、つたい歩きがはじまります。
ハイハイのスピードも速く部屋の中をどんどん動きまわります。
それに合わせてママの後追いが激しくなるころ。トイレに行くだけで泣かれたり、ママはトイレのドアを開けて用を足すなんてことも。後追いの時期のピークは個人差がありますが、成長過程の一種なので思いっきり後追いさせてあげても良いかもしれません。
私自身も後追い時期は、トイレのドアを開けて用を足したり、覗かれながらトイレに行ったりしましたが、過ぎてみれば楽しい思い出となりました。
いたずらも大好きでたくさんのものに興味が出てくる頃、触っても大丈夫なものとダメなものをしっかりと分けて赤ちゃんの触れない位置に置いておくなど工夫も必要な時期になります。
赤ちゃん自身ができることが増え、身体全体を使ったダイナミックな動きが大好きな時期になります。午前中にしっかり身体を動かすとお昼ご飯もしっかり食べ、お昼寝もスムーズに、生活リズムが整います。
毎日、抱っこで腰が痛い!なんていうママは、週末にパパにダイナミックな遊びをしてもらうと良いですね。
いかがでしたか?
毎日目まぐるしく成長をする赤ちゃん。私自身もこのブログを書いていて自分の育児の事を思い出しました。
また、朝できなかったことが夕方にできるようになっていたなんてことも多いです。
少し先の成長をチェックして生活環境を整えたり、ママやパパと参加できるお出かけ先などを探してみるのもおすすめです。
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